10日で3割の高金利
約60〜70の中国人組織がベトナムに進出し、ベトナム人名義で貸金業を立ち上げ、アプリを通じてトサン(10日で3割)の利子でお金を貸し出している。

画像出典:Tuổi trẻ
5月7日、ベトナムカスペルスキーセキュリティ会社の開発社長であるブカン氏によると、外国業者・組織が他国企業の裏で動いているという事例は山ほど存在しているという。
ホーチミン市刑事警察は、超高速融資アプリを実質的に運営していた中国人組織を逮捕した。「Vaytocdo」、「Moreloan」、「VD online」などのモバイルアプリを通し、ベトナムの貸金業の裏で活動していた。
2019年4月から今まで、この組織は約6万人に約1,000億ドン(約4億5600万円)を貸与しており、年間1,000%を超える高利子で貸し出しを行っていた。
これらのアプリを使用した多くの借り手によると、ローンの返済期間が短く金利が高いため、多くの人々が返済不能な状態に陥ったという。
その際別の融資アプリを利用しお金を借り換えるようアプリの管理人から提案されたが、実はそれも同じ中国人組織による融資アプリであった。
アプリを使用したある人によると、18〜20個もの融資アプリでお金を借り返済不能な状態になって自殺しようとしていた。
ネックステックグループの社長であるグエン・ホア・ビン氏は、「2019年より中国は高利貸金業の活動を制限し、多くの中国融資組織は東南アジア諸国へ逃げ出しその国で融資活動を始めました。特にネット上に関する法律の緩いベトナムは貸金業にとって一番活動しやすいのでしょう。ベトナムのネット上での法律をもっと厳格にし、違法活動を早いうちに阻止する必要があります」と述べた。
出典:Tuổi trẻ
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