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マラリアは昨年比70%近く減少
ここ1週間、ホーチミン市にマラリア感染の温床となっている地域が4箇所あることを確認した。
マラリア感染者数は4週間前の平均より少し増加したが、昨年の同期間より70%近く減少した。
4月27日、ホーチミン市の疾病管理センターによると、市内では過去1週間に121人のマラリア感染者が確認されたが、死亡者は0人だった。
今年の初めから、約6,400人のマラリア感染者を記録している。南部は雨季に入り始め蚊の幼虫が繁殖し、マラリアが発生しやすい環境になっている。
保健省は新型コロナウイルスに対する社会的隔離に加えて、国民はマラリアの対策も必要があることを推奨した。
手足口病63%減、麻疹90%減
手足口病、麻疹などの季節性疾患も激減した。おそらく新型コロナウイルスで一時休校になったため子供たちが外出せず、感染リスクが下がったと考えられる。
昨年の1~4月と比べ、 手足口病の感染者数は63%減少した。
手足口病は毎年2月~4月ごろがピークだが、ここ1週間はわずか16人の感染者に留まっている。
麻疹患者数も昨年の同時期より90%減少し、ここ1週間は先週よりも少なくなり、新規感染者はわずか3人だった。
4月27日の時点で、ホーチミン市では新規コロナウイルスの感染者は54人確認され、そのうち53人が回復した。4月26日、2人の感染者は退院後、再び陽性となり、クチ野戦病院に運ばれた。
出典:VnExpress
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